|
写真見ると一目瞭然でマニホールドの穴が小さいですね。 計測したらマニホールドが約16mm
ダックス70ヘッドが22mmでした。 マニホールドを削って拡大してスムーズな流れにしていきます。
|
|
まずはケガキをします。
ホントはケガキ棒とかで線書くのがイイんだけど、 持ってないからガスケットシートでサイズ決めて、 カッターで線引きました。
|
|
拡大途中の写真。コレで2mm拡大。 外側ばかり削れば早く拡大出来るけども、 出来るだけ内から削っていく方がスムーズに空気流れます。
|
|
150番の紙ヤスリでひたすら磨いて穴拡大。 だいぶ大きくなったなぁ。
簡単そうに見えてこれ結構時間かってますorz これで後は番数上げて行って、ピカールで完成っと。 |
|
オマケ 使い切った紙ヤスリ。 6ミリ拡大するのにコレの3倍近くの量使ったかな。
リューター欲しいーorz (ドリル使う方法でもいけます。シャリィ70氏情報サンクス)
|
|
さて、なぜこんな拡大をしてるかと言えば、
そりゃスムーズに空気を流したいからなワケなんですが。 どれ位まで穴の拡大していいのかの話でも。
もし急激に穴を広げて行けば、写真のような『よどみ』 と言う空気がスムーズに流れてくれない場所が出来るんですよ。
|
|
これがスムーズに空気が流れてる図。 『よどみ』を作らないために、 拡がり角が5〜6度(片側2.5度〜3度)までなら
空気はスムーズに拡大管の形状に沿って流れてくれます。
|
|
自分の拡大したマニホールドの計算してみました。 『よどみ』は出ないみたいですね。
マニホールドは曲がっていて、 正確な長さまでは測れないためだいたいの長さになってます。
|
|
例えばですが、 こんな形状の物だとこれだけの『よどみ』が出来ます。 スムーズに空気を流すために、
こんなカクカクした形状の物は作らないほうがイイ訳ですネ。
|
|
こちらも入り口をほんの少し加工するだけなのですが、 空気抵抗は激減していますね。
細かい事ですが、こういうのも立派な改造だと思います。
|